誤解されている自律神経
おはようございますかずひら鍼灸院の吉田和平です。
いよいよ今夜ですね!サッカー日本代表戦。個人的に、長谷部選手がDFラインに入るのは好きです。センターバックは、高さはあったほうが良いと思いますが、それよりも、的確なコーチング、最終ラインの統率、鋭い読みが重要かと思います。身体能力が高いガーナ選手と如何に対峙するのか?見どころだと思います!がんばれ日本代表!
「誤解されている自律神経」
今日はこんなお話をしたいと思います。
自律神経神経が乱れている。自律神経失調症・・・こんな言葉をよく耳にするためか、自律神経は、他の神経と比べて何か特別な神経だというイメージを持たれている方も多いんじゃないかと思います。
でも、実はそうではないんです。
自律神経も、それ以外の神経も、構造は同じです。
そもそも神経の役割は「情報を伝える」のみです。電線のようなものです。AとBをつないでいて、Aから発信された情報をBに伝える。それだけの役割です。
それを考えると、自律神経の異常は、神経自体の異常ではなく、神経を異常に興奮させてしまう原因があることが問題なんですね。
ちょっと話が逸れました。先ほどの話に戻ります。自律神経はAとBをつないで、その間の情報伝達をしているだけなので、当然Aから発信された情報をCには伝えられないわけなんです。ここがすごく重要なんですが、誤解されている部分でもあります。
「自律神経」=体のあらゆる働きを行っている神経。と思われがちですが、そうではありません。
心臓の働きに関わる自律神経と、大腸の働きに関わる自律神経は、まったく別の神経なんです。
全身の自律神経の働きが、異常になっているわけではありません。
自律神経失調症の方で、肩こりもある、腰痛もある、胸の苦しさもある、胃の不調もある、便秘下痢もある。あぁ、自分はもう全身の自律神経バランスが乱れている。とい感じる場合もあると思いますが、それは違います。局所局所で自律神経、特に交感神経の働きが強くなっているだけで、その原因は、それぞれの部分により違います。
あれ?言いたいことがズレてきたような・・・
例えば、ここのツボを刺激したり、首肩の筋肉をほぐして、全身の自律神経のバランスを調節する。これは不可能なことと言いますか、ちょっと理論に無理があると私は考えています。
そうではなく、自律神経は局所ごとに働いているので、おおざっぱに言ってしまうと、顔は顔、胸は胸、おなかはおなか。と分けて考えることが解決への第一歩かと思います。
ではでは、今日はこのあたりで失礼します。また後日、自律神経のお話はしたいと思います。
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