皮膚をさすると何がおこるのか?
こんにちは!かずひら鍼灸院の吉田和平です。今日は、ちょっと曇っていますが、暑くもなく、ジメジメとした湿度でもなく、快適な気候ですね。昨日来院された患者さんが、本日挙式だとおっしゃっていました。おめでとうございます!
「皮膚をさする」
今日はこのテーマでお話ししたいと思います。
私の治療では、このローラー鍼をよく使います。
実は、これも鍼の一種なんです。刺さない鍼で、皮膚をさするための鍼です。
皮膚をさするとどんなことが起こるのか?
皮膚は、自律神経の1つである「交感神経」が支配しています。(1部分を除いて)交感神経は、脊髄とつながっていて、さらにその先は、内臓につながっています。
皮膚をさすることで、交感神経を介した反射をおこし、内臓の状態を改善することができるんですね。
そして、これだけではありません。
なんだか通販番組みたいになってきましたけど・・・
皮膚をさすることで、その下にある筋肉を刺激し、自源抑制という反射をおこし、硬くなった筋肉を緩めることができます。
脚が痛いときに「痛いなぁ」と言いながら患部をさするのは、この自源抑制をおこすために無意識におこなっていることなんですね。
皮膚をさする。すごく簡単なことですが、実はその効果はすごいんです。
鍼治療って、刺すだけじゃないってことも知っていただければと思います。
「痛み」には「はりきゅう治療」
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