緑内障の勉強
おはようございます昨日、「このお米、触感が変やなぁ」と思いながらお弁当の米を食べた「かずひら鍼灸院」吉田和平です。表示をよく見てみると・・・こんにゃく米でした・・・そういえば、お弁当を買ったお店に、ヘルシーとか、有機野菜の・・・って書いてあったような気がまぁ、夜だったので、カロリー控えめにできて良かったです。
さて、昨夜は鍼灸症例検討会に参加してきました。昨夜のお題は「緑内障」
緑内障は、失明原因の第一位で、実に日本国民の20人に1人が罹患している病気です。視力低下・視野欠損(狭窄)が主な症状です。
一昔前は、眼圧上昇が原因とされていましたが、実は緑内障患者さんの70%ほどは、眼圧が正常であることがわかっています。
「緑内障をなんとかしてほしい」と鍼灸院に来院されるケースは稀であると思いますが、昨日はそんな稀なケースから、緑内障について・鍼灸治療の可能性について勉強しました。
症状の度合いにもよるとは思いますが、緑内障により、失われた視力・視野はもとには戻らないと言われています。視神経が障害を受けて傷んでしまったものは修復できないからです。
しかし、鍼灸治療をすることで、進行を抑えられたり、治療直後に見えやすくなったという報告があります。
ここからは推測ですが・・・
通常、眼圧というのは、眼の前側にある前房水という部分で測っています。しかし、眼の構造は、その奥に硝子体という部分があり、一番奥に視神経があります。この硝子体や視神経部分での眼圧は、測ることができません。もし、その部分の眼圧が高くなっているとすれば・・・当然、視神経に何らかの悪影響を及ぼすと考えられます。そして、鍼灸治療で、その部分の眼圧を下げることができているとすれば、治療後に見えやすくなったり、緑内障の進行を抑えられている説明がつきます。
あくまでも推測なんですが・・・
ただ、鍼灸は、筋肉をほぐすだけでなく、皮膚刺激により、内臓炎症を抑えたり、内部循環を改善したりすることもできます。
来月の症例検討会は、私が報告です。引き続き、眼の症状「眼底浮腫」について報告する予定です。しかも、自分が罹患したお話です・・・
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