皮膚のお話し
おはようございます今日は8月31日、夏の終わりに、少し寂しさを感じる吉田和平です。車の中でラジオを聴いていても、「少年時代」とか「夏の終わり」など、夏終盤の歌がよく流れるようになりましたね。
さてさて、昨日、AMAZONで本を探していたら、「皮膚」について書かれた本が何冊も出版されていることに気づきました。
私もこれまでに何冊か読みましたが、けっこうおもしろいんですよ。
「皮膚は脳の一部」とか「第2の脳」とか言われていて、実は、皮膚は私達が思っている以上に色々な役割を果たしているんじゃないかと言われています。
私の鍼灸治療でも皮膚は重要視します。
皮膚は、(一部分を除いて)交感神経という神経が支配しています。
皮膚を刺激することで、交感神経を介した反射を起こし、体内部の環境を変えることができると考えています。
難しい表現になってしまいました・・・
例えば、緊張した時に、胸をなでおろす。これは、緊張で心拍数が上がった→胸(皮膚)をなでる→交感神経を介して心臓の働きを落ち着かせ、心拍数を下げる。こういう仕組みなんです。
お腹が痛くなった時にお腹をなでるのも同じ仕組みです。
体性-内臓反射という反射を用いた対処法を、私達は無意識のうちに使っているんですね。
ストレス社会と言われる現代、毎日忙しいという方も多いと思いますが、緊張状態になった時、忙しくて胸がつまりそうになった時、2・3分胸をなでてみてください。ちょっとは落ち着くと思いますので。
それでは、今日もよい1日でありますように!
今夜は、サッカー日本代表VSオーストラリア代表。引き分け以上でワールドカップ出場が決まりますね!頑張れニッポン。
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