五十肩は動かした方がいいのか?動かさない方がいいのか?
こんにちは昨日、息子と自転車で冒険に出かけた吉田和平です。「ちょっとそこまで」のつもりで出かけたんですが、隣の隣の校区まで行ってきました。暑いくらいの気温と、日陰に入ったときの涼しさのギャップが気持ち良かったです。
←途中、登り坂を上りきったところで記念撮影!
さてさて、今日は五十肩のお話です。
五十肩とは、肩関節の「痛み」と「拘縮(動く範囲が狭くなること)」の2つを伴う症状の総称です。
原因は・・・はっきりとわかっていません。ですので、これと言って、予防の手段がないのが現状です。
当院にも五十肩の患者さんはよく来院されます。
患者さんからの質問で多いのが「動かした方が良いのか?動かさない方が良いのか?」です。
実は、五十肩は、症状の具合から3つのステージにわけられます。
まずは、急性期。
痛みが強く、夜、眠っているときにズキズキ痛むのがこの急性期の特徴です。この時期は、ムリに体操したり、重たい物を持ったりすると、炎症がひどくなってしまう可能性がありますので、極力安静をお勧めいたします。
急性期の終わり頃から、肩関節の動かせる範囲が狭くなってきます。この時期を拘縮期(こうしゅくき)と言います。炎症は治まってきているのですが、肩関節周辺の組織が硬くなり、その結果、関節の可動域が狭くなっているんです。この時期は、積極的に動かしてください。特に、前から腕を挙げる。横から挙げる。前から回す。後ろから回す、など、動きにくい動作を繰り返し行って頂くとよいです。
拘縮期の次に回復期がやってきます。痛みはなくなり、徐々に肩関節の動きがよくなってきます。苦痛や日常生活への支障も少なくなってくる時期です。この時期になれば、特に注意点はありません。完治は目前です。
まとめますと・・・
夜眠っているときにズキズキ痛む時は、動かさない。それがなくなれば、積極的に動かす。ということです。
ここだけ間違えないようにしてくださいね。
PS 五十肩は、はりで治療できますよ~
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