習慣性便秘のセルフケア
2017/03/31
おはようございます昨夜アスパラガスを食べた吉田和平です。昔は苦手だったんですけど、いつの間にか、何の抵抗もなく食べるようになり、今ではどちらかと言うと好きになってます
さてさて朝晩はまだ少し肌寒いですが、日中はすっかり春ですね!
過ごしやすい季節ではありますが、花粉症がひどい方にとっては憂鬱な季節でもありますね。
花粉症と言えば、免疫!免疫と言えば大腸!大腸と言えば便通!というやや強引な導きで、本日は便秘のお話。
因みに、大腸は人体最大のリンパ節であり、免疫を語る上で欠かせない存在なんですよ。
で、便秘の原因ですが、病的なものを除くと以下の3つかと思います。
①水分不足
②食べる量が少ない
③習慣性便秘
今日は③についてです。
トイレに行きたいけれど、仕事や家事が忙しくて我慢している間に便意がなくなってしまった。こんな経験ありませんか?
便意を感じるということは、直腸部分に便が一定量溜まっているというサインです。
もう肛門すぐそばまで便が押し寄せているという状態です。
決壊寸前という状態です・・・(この辺りにしときます・・・)
これを我慢するとどうなるか?
便の水分がどんどん吸収され、便が硬くなります。
硬くなった便は当然、排出しにくくなります。
コロコロしたうさぎの糞のような便は、水分が過剰に吸収された結果なんです。
さらにこれが重要ポイントです。
直腸に便がたまった状態になっていると、大腸の働きが低下します。
出口付近が便で一杯なのに、さらにどんどん便を送ると、大変なことになってしまいますよね。ですので、反射的に大腸の働きを低下させてしまうんです。
便を我慢すると、①便が硬くなる ②大腸の働きが低下する このようなことが起こり、それがやがて習慣性便秘へとつながってしまうんですね。
この習慣性便秘、鍼灸でも治療できますが、自宅でセルフケアも効果的です。
「のの字マッサージ」
聞かれたことある方もいらっしゃるかもしれませんね。
お腹を「の」の字を書くようにへそ周辺をマッサージする方法です。
大腸は腹壁(おなかの表面)に近い臓器です。なので、おなかをさすったり、軽く押さえたりすることで、刺激することができます。その刺激により、大腸の働きを活性化させることができるんです。
で、のの字マッサージですが、必ずしも「の」を書く必要はありません。
適当にお腹をさする・押さえるだけでも大腸は刺激できます。
ぜひやってみてください。
そして、便意がなくても、毎日便座に座る事もお忘れなく。これも便秘解消のきっかけとなりますので。
「便秘」と「腰痛」には深い関係があった。
この2つでお悩みの方、はりきゅう治療をお試しください。
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☎0120-143-552 かずひら鍼灸院