風邪の後に・・・

さてさて、本日来院された患者さん。

数日前に風邪をひき、それが原因なのかは定かではありませんが、顔半分が腫れたような感じになり、触れても痛い。ちょうど歯の検診日が来たから、歯科医院に行くと、どうやら口腔内に膿疱ができているとのこと。薬をもらって、痛みは治まったが、昨日から首肩が痛くて、首が痛く、上を向けない、左右にも回せないということで、かなり日常生活に支障がでている。こんな状態で来院されました。

口腔内や、鼻・耳に急性炎症が起こると、その反射で、首肩の筋肉がかたくなることはよくあります。

この方の場合、急性炎症がおこり、しかも、表面から触れても痛いくらいの強い炎症だったため、反射も大きくあらわれ、首肩の筋肉がガチガチになってしまったんだと考えらえます。

肩こりがひどくて、歯も浮いたような感じがする。と、よく言いますが、あれは逆です。歯が浮いたような感じ＝口腔内の異常（炎症）（例えば歯肉炎）があって、その反射で首や肩がこっているんです。

先ほどの患者さん、まずは、ローラー鍼を使って、顔を治療。（口腔内の炎症を抑えるのが目的）その後、うつ伏せで首肩の筋肉を治療。（自源抑制という反射を利用し、筋肉を緩めるのが目的）

肩を挙げることができるようになりました。（もうちょっと首の回転が改善するかな？と思っていましたが、そこまでは至らず）

風邪は思いもよらない部分にまで悪影響を及ぼすことがあります。

風邪の後は、カラダのメンテナンスをされることをおすすめいたします。

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☎０１２０－１４３－５５２　　かずひら鍼灸院