ヘルニア

さてさて、昨日、患者さんから質問をいただいたんです。

「昔、ヘルニア（腰の）って言われたんです。もうちょっと下だったら、下半身不随の可能性もあったと。今の（自分の）腰痛って、ヘルニアが関係しているんでしょうか？」と。

下半身不随・・・

ちょっと、いや、かなりドキっとする言葉ですね。

病院で、ヘルニアと言われると、「そうか、自分はヘルニアなんだ。それで腰が痛むのか」とそう思ってしまいがちなんですが・・・

実は、そうではありません。腰の痛みはヘルニアが原因ではありません。

ヘルニアにより、神経圧迫が起こったとすれば、麻痺がおこるはずなんです。神経が圧迫され、神経の働きが遮断されると「痛み」や「しびれ」ではなく「麻痺」がおこはずなんです。

（神経は、周辺を水分で覆われているので、ちょっとやそっとそ圧迫じゃ、損傷しないようにできているので、ヘルニアで神経が圧迫されるということもちょっと怪しいんです）

「痛み」とか「しびれ」は、筋肉・筋膜・皮膚・皮下に何らかの障害がある場合が多い。というのが私の考えです。

ヘルニアがあっても腰痛は改善するんですよ

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