起立性調節障害

前置きが長くなってしまいましたが・・・

最近、「起立性調節障害」で来院される患者さんが急増中です。

インターネットで「起立性調節障害　姫路（？）」で検索すると、私が過去に書いた日記がヒットするそうです。

起立性調節障害は、低血圧が原因だと言われています。病院では昇圧剤が処方されます。

私は、耳の中にある三半規管の炎症が原因ではないか？と考え治療を行っています。カラダのバランス感覚に異常が生じているのだと考えています。

ストレスが原因・・・とも言われていますが、私は、「病気（症状）の原因はストレスです」という言葉が大嫌いです。なぜなら、ストレスと病気の因果関係は医学的に証明できない。そして、同じストレスを受けたとしても、人により現れる症状は異なる。原因をストレスだと言った瞬間、効果的な治療法がなくなる。（ストレスを取り除く薬なんてこの世に存在しません。ストレスを取り除く鍼治療なんてありません）

ストレスが原因ですっていうのは、治療家の逃げ言葉だと思っています。

話が逸れましたが・・・

残念ながら、起立性調節障害は、１回の鍼灸治療で完治するような症状ではありません。過去（現在も）その症状で通院された患者さんも、複数回治療を行っています。

パッと症状は改善しないけど、治療を重ねていくうち「そういえば最近、朝のフラフラ感が少なくなった」「そういえば、最近、頭痛の頻度が減った」このような「そういえば・・・」のような感じで寛解していきます。

起立性調節障害をはり・きゅうで治療する。まだまだ一般的ではないですし、ご存じでない方が大半だと思います。

はり・きゅう治療は腰痛や肩こりの治療だけではないんですよ。

私の鍼灸治療が少しでも改善のお役にたてれば嬉しいです。

「起立性調節障害」には「はり・きゅう治療」
「治療の予約」とお電話ください。