パーキンソン病
2017/03/31
おはようございます久々の快晴に、心躍る吉田和平です。雨のため?か、数日前、私の靴の中にナメクジが不法侵入していまして・・・気づかずにはいてしまうというアクシデントがありました
買って1回しかはいてない靴だったのに・・・というわけで、今朝、洗剤でゴシゴシ洗いました。キレイになった!!
さてさて、昨夜は、鍼灸 反応点治療研究会ということで、神戸三宮に行ってきました。
昨夜のテーマは「パーキンソン病」です。
パーキンソン病は、未だ不明な点も多い病気です。国内には10万人の患者さんがいると言われています。最近では、パーキンソン病を発症しやすい遺伝子が発見されたという報道もありますが、詳細を見てみると、パーキンソン病患者さんの約7%がこの遺伝子を持っていたという結果です。逆に言うと、93%の患者さんにはなかったということです。
パーキンソン病の特徴の1つに「動作開始時の震え」があります。
椅子から立ち上がろうとすると、手が震える。こんな感じです。
異常運動と言われる症状です。
パーキンソン病の原因は、脳にある、黒質・大脳基底核という部分の変性だと考えられています。
細胞が死んでしまって、穴が空くようなイメージです。
ただ・・・
細胞が死んで麻痺がおこる。というのなら話はわかるのですが、異常運動が起こるという部分が理解しがたいところです。
異常運動がおこるための、他の要因がありそうなんです。
反応点治療研究会では、耳の中にある「前庭(ぜんてい)」の異常が関わっているのではないか?という仮説をたて、過去に実験を行っています。
その結果、鍼灸治療前後で明らかな変化がでています。
筋電図結果では、治療後、動作開始時の震えが明らかに減っています。
治療を重ねていくにつれ、連続歩行距離・時間、ともに延びています。
あくまでも仮説ですが、鍼灸治療により、異常運動を起こす原因となる信号を遮断することができたのではないかと考えられています。
残念ながら、パーキンソン病が治っていくのか?というと、現段階では西洋医学・東洋医学共に不可です。が、症状改善には、鍼灸治療もお役にたてるのではないかと考えています。
「パーキンソン病の震え・めまい」には「はり・きゅう治療」
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