完治
2017/03/31
こんばんわ昨夜、何気なく見始めたサスペンスドラマを最後まで見てしまった吉田和平です。犯人が最後までわからず、面白かったです
さて、鍼灸治療をしていると、患者さんの「治った」という感覚と、私の「治った」という感覚が少々ずれていることに気付くことがよくあります。
患者さんの「治った」は、「痛みがなくなった」「症状が治まった」という感覚。
私の「治った」は、「傷んでいた組織が完全に修復された状態になること(反応点という治療ポイントが完全に消失すること)」です。
痛みは、炎症が治まってくると、軽減・消失します。
擦り傷を思い浮かべていただくとわかりやすいですね。
受傷直後は、じっとしていてもズキズキ痛む。あれは、ひどく炎症が起こっているからです。
しかし、時間とともに、傷が治まり、カサブタができる頃にはそれほど痛みは感じません。炎症が治りつつあるからですね。
しかし、患部は完全には治っていませんよね。まだカサブタ状態ですから。
カサブタ状態だと、ちょっと擦れた拍子に、また受傷してしまう可能性もあります。
完全に傷が治るまでは油断禁物です。
これと同じく、体の痛みも、組織修復が完了するまでは、完治とは言えません。
痛みがなくなった、軽減したからといって、無理をするのは危険です。
理想かもしれませんが、再発防止のためにも、「完治」をさせるのが最優先ですね。
「首が回らない」そんな症状に「はり・きゅう治療」
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