思わぬところに影響します！

今日、来院された患者さん。

「先生、最近、時々体がフラフラするときがあるんです」とおっしゃっていました。

めまいや、めまい感は、原因不明とされることが多いんですが、大半は、耳の中にある三半規管の炎症だと考えられます。

耳の中の炎症？そんなことが起こるのか？そんなところに炎症が起これば痛いんじゃないか？と思われるかもしれませんが、カラダの内部に炎症がおこることは日常茶飯事で、しかも痛みを感じる神経が少ないため（皮膚表面と比べると）痛みは感じにくいんですね。（ガンの初期に異変を感じにくいのはこのためです）

話が少しそれましたが、カラダ内部の炎症は、カラダが弱っているときに起こりやすくなります。つまり免疫が低下した時ですね。

そして、この免疫を主っているのが、内臓です。特に注目したいのが大腸です。

大腸は人体最大のリンパ組織で、リンパ球や抗体がつくられる部分なんです。

カラダを鍛えよう！ってことで、運動している方も多いと思いますが（私もランニングしたりサッカーをしたりしていますが）カラダを動かすことと同じくらい大切なのが、腸に負担をかけすぎないことなんですね。

「秋味」のビールのことに触れましたが、呑み過ぎ・食べ過ぎには十分ご注意ください。免疫低下は、思わぬところに影響してきますので。