原因不明・・・
2017/03/31
こんにちは先ほど、患者さんから「アナゴ弁当」をいただいた吉田和平です。患者さん曰はく、老舗のアナゴだそうですので、今夜いただくのが楽しみです!
それにしても、ここ数日はすごい雨でしたね。ニュースによると、ここ姫路は、1か月分の雨が昨日1日で降ったとか。
当院近所の用水路も氾濫しそうで、冷や冷やしました。
さて、話は変わりまして・・・
昨夜、見逃してしまった・・・
NHKの「ためしてガッテン」
めまいについての放送だったのに・・・
私の母が見たそうで、「めまいって、耳の中の石が欠ける
のが原因なんやって~」って、今朝話してくれました。
へぇ~、それは初耳!
しかし・・・
ではなぜ、めまいの大半が原因不明とされてしまうのか?
そして、原因不明とされる割には、ステロイドが処方されることが多いのはなぜか?
という疑問が浮かぶ・・・
ステロイドが処方されるということは、炎症性の症状(原因)ということなんですよね。
しかし、検査では異常なしとされることが多い。
と、いうことは・・・
「異常はないけど、たぶん何らかの炎症が原因だろう」ということ。
では、一体どこに炎症が起きているのか?
これはあくまでも推測ですが、耳の中にある三半規管だと考えられます。この部分がカラダの平衡感覚をつかさどっていますので。
めまいに限らず、原因不明とされる症状の中で、ステロイドが処方されるものは意外と多い。
例えば、膀胱炎。
検査結果では異常ないので、膀胱炎ではありませんが、一応お薬だしておきます。って、ステロイドが処方されることって多いです。
炎症性のものであれば、鍼灸治療でも対応可能なものも多いと思います。
原因不明と言う言葉に惑わされず、症状と原因の因果関係を探ることが大切なんですね。
これまた、先日NHKでやってましたが、厚生労働省の発表によると、国内で腰痛がある人は約2800万人。そのうち80%が「原因不明」だそうです。(因みに、有名な椎間板ヘルニアは実は腰痛の原因ではないことが明らかとなってきています)
腰痛でさえ、原因不明か・・・
ますます原因不明の症状が増えてきそうな気配。ただ、鍼灸治療が効果を発揮するものもの増えてきそうな気配がしています。
腰痛には「はり・きゅう治療」
痛みに対する治療と、その原因となっている部分の治療、両方同時に行います。
「治療の予約」とお電話ください。
☎0120-143-552 かずひら鍼灸院