足のしびれは神経痛か？

さて、今日は足がだるいという患者さんが来られました。

「腰からかなぁ？」とおっしゃっていました。

腰を痛めた経験がある、もしくは、現在も腰の調子はよくない。それでもって、足にだるさやしびれがある場合、多くは「坐骨神経痛」とか「腰椎椎間板ヘルニア」と診断されます。

そういう情報が一般的になっているので、足がしびれる症状や、なんとなくだるい症状があれば、「腰からかな？」と思う方も多いのではないかと感じます。

しかし、本当に腰が原因で足の症状が現れるのか？腰の神経圧迫が原因で足がしびれるのか？というと、実のところわかっていないんです。

（私は、違うと思っています）

私達の体の中で痛みやしびれを一番感じる部分は、皮膚なんです。カラダの一番表面にある皮膚は、外敵から体を守るため、色々な刺激を敏感に感じ取れるような構造になっています。

しびれや痛み、感覚鈍麻と言った症状は、この皮膚の緊張が高くなったことが原因で起こると考えられます。

で、皮膚の緊張は、筋肉の緊張が原因で起こりやすいんです。筋肉と皮膚は皮下組織でつながってますからね。

なので、足のしびれの場合、足の特定部分の筋肉が緊張した結果、その部分の皮膚の緊張が高まり、しびれが起こった。と考えられます。

しびれ＝神経痛ではありません。

なので、神経痛と診断された症状でも、鍼灸で治療可能です。

お困りの方は、鍼灸治療を試されてはいかがでしょうか？？

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