疑ってみることの大切さ
2017/03/31
こんばんわ今日は、先ほど昼ごはんを食べた吉田和平です
もう夕ご飯の時間ですね
1週間前に初めて当院に来られた患者さんが、今日2回目の治療のため来られました。
こちらの患者さん、肩こりが主訴なんですが、前回治療中に「そういえば、私、たちくらみがひどいんです」とおっしゃったんです。
よくよく話を聞くと、数年前の妊娠中に血圧がかなり低くて、貧血もひどかったとか。
それが、出産を機に、なぜか体温が急上昇し、足の冷えもなくなったとのこと。
う~ん、それが本当だとしたら、血圧は上がっているはずだし、貧血も改善されている可能性が高いと思いました。
起立性低血圧かなぁ?と考えていたんですが・・・
もしかして、たちくらみだと感じているのは、実はめまいの1種なんじゃないのか?とふと思ったんです。
「立ちくらみということは、動いた瞬間、ふらっとしますよね?それ以外の時はなんともないですか?」と尋ねると、その通りだそう。
と、いうことは、やはり「めまい」の可能性が・・・
そのめまいの原因は「三半規管での炎症」である可能性があるので、鍼灸でその治療をしてみました。(もちろん、肩こりの治療も併せて行いました。
その結果・・・
1週間、ふらっとくる症状はなかったそうです。
おぉぉ~、良かった~
このまま治まるように、今日も三半規管の治療をしました。
(イイ意味で)患者さんの訴えることを疑ってみることも必要だなぁと改めて感じました。
(疑うって言葉に語弊があるかもしれませんが・・・)
「過去に手術した部分だから」「自律神経のバランスが乱れているから」「遺伝だから」などなど、患者さんは色々な表現をされますが、それはもちろん参考にしつつ、解剖学や生理学的に考えてどうなのか?を治療家である私は考えるべきだと、今回のことで感じました。
今日の診療はもうすぐ終わり。よ~し、明日からもまた頑張るぞ~
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