治療基準
こんにちは明日は息子の1歳の誕生日で、ささやかなパーティーをする予定の吉田和平です。今から楽しみで仕方がありません
さて、皆様、NHKの追跡という番組をご存じですか先週土曜日にその追跡で、「広がる新しい心の病、混乱する精神科医療」が放送されていました。
睡眠薬や抗うつ薬など医師から処方される向精神薬を大量服用して搬送される患者が急増していること。その背景には薬が効かない新しい心の病が増加していること。が取り上げられていました。
問題となっている「薬の大量処方」を行う精神科医がインタビューに答えていましたが、「なぜ、大量処方するのか?」という質問に対し「減らそうと思っても、患者が欲しがるから」といった答えを言っていました。
ここで重要なのは、「治療基準(回復基準)をどこに置くか」だと思います。
私も、日々鍼灸治療を行う中で、患者様からの訴えはしっかりおうかがいしますが、それだけで治療基準(回復基準)を決めたりはしません。
患者様の言ったことを信用していないから??
そういうことではなく、患者様の訴えには、少なからずその方の主観が入るからなんです。
世間一般に「向井理さん」はカッコいいと言われていますが、中には「え~?そうかぁ?そうでもないやん」って方もいらっしゃいますよね??
そんな感じで(この例えでわかりますか?)、5の痛みを10で表現される患者様もいらっしゃいますし、1で表現される患者様もいらっしゃるんですね。
だからこそ、患者様の訴えも参考にしながら、自分の中にもしっかりとした治療基準が必要なんです。と、思います。
その基準があれば、限度を超える薬を処方することもないだろうし、はり治療の場合でしたら、むやみやたらと「はり」を打つ必要もない。その結果、今後の治療計画もたてやすいし、患者様の身体的負担・経済的負担・時間的負担も減らせるかもしれない。
と、何だかエラそうなことを熱く語ってしまいましたが、私は、鍼灸師として、最適な治療で最善の結果を出したいんです。
で、昨日の日記にも書きましたが、症状が良くなって患者様も嬉しいし、そのご家族も嬉しい、お友達も嬉しい!そうなれば、私も嬉しい!!
そんなことを考える今日この頃です
「痛みのない生活へ ~はり・きゅう治療~」
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